引っ越しの準備 ::: 海辺の教室

海辺の教室

桑原維子・白羽相仁亜・中島彩也香 

快適な居場所の条件

02.gif研究会の授業を行える引っ越し先を見つける。そんなテーマを聞いたとき、可能性の広さにわくわくした。毎週の研究会は固定の場所でなくてもよいし、はたまた屋外でもできる。海でやったら気持ちが良いだろうし、古民家でやれば落ち着いた雰囲気のなかで授業ができる。そんな想像を膨らませながら、自分たちが理想とする引っ越し先探しを始めた。

私たちはまず、快適な居場所とはどんなところかを考えた。その中で、お金、広さ、場所、内装の4つの条件が上がった。まずお金は、現在使っているドコモハウスの月額利用料金を上限とした。次に広さだが、約23畳のドコモハウスでなんとか授業を受けているため、それより広い場所を探した。また場所は、他の授業との兼ね合いを考えて、キャンパスから一時間程度、電車一本で行ける場所がいいだろう。近くにご飯に行けるような場所があるとなお嬉しい。最後に内装については、授業でプレゼンテーションを行うため、プロジェクターを映す白い壁が必須である。私たちはこれらの条件をもとに、物件探しを行った。

まず、一戸建てやアパート、居抜き物件などの賃貸物件を探したのだが、早速問題に行き当たった。これらの物件の一室では、どう頑張っても23畳以上のスペースを確保できないのだ。「ワンルーム」「25畳以上」と検索をかけると、月50万円もするような高級物件しか出てこない。さらに、研究会メンバー30人が出入りすることは、大家さんに嫌がられることがほとんどだった。そこで私たちは、賃貸物件という選択肢を外し、「レンタルスペース」や「公共スペース」というキーワードで再び場所を探した。


つづきをPDF版で読む [引っ越しの準備PDF.png](5.8MB)
フィールドワーク展Ⅹ:じゅじゅじゅ

988363_718766418136010_1796922560_n.jpg

1456545_536789633080665_1751693724_n.jpg

1481361_729936810367628_1337380364_n.jpg

IMG_7360.JPG

IMG_7362.JPG

IMG_7361.JPG